【気密測定の結果】家の性能を見える化しました!
↑ とある現場の一角 ↑
部屋の間の壁に埋め込みのカメラを仕込んでいます。
プライバシーを守りつつコミュニケーションの向上を図ることが可能になります。
木製のカメラも可愛いです!
こんにちは、あいちゃんです!
とある現場のご紹介から始まりましたが、今回は先日行った気密測定についてお届けです。
気密測定とは?
まず、気密測定について簡単にご説明します。
気密測定とは、住宅の「気密性」、つまりどれだけ隙間が少ないかを測る検査です。
専用の機械を使って家全体を密閉し、内部の空気を抜いたり押し込んだりして、
どれくらい空気が漏れるかを数値化します。
結果は「C値(相当隙間面積)」として示されます。
C値の単位は「cm²/m²」で、これは延べ床面積1㎡あたりにどれくらいの隙間があるかを表します。
例えば、C値1.0の場合、床面積1㎡につき1cm²の隙間があるということ。
C値が小さいほど隙間が少なく、気密性が高い家ということになります。
測定の様子
こちらは実際に測定を行ったときの写真です!
この装置を窓に取り付け、家全体を負圧または加圧にして、空気漏れを確認します。
この測定により、家の気密性を正確に数値化できるのです。
測定結果は?
今回の測定では以下の結果が得られました:
- 1回目:0.32 cm²/m²
- 2回目:0.33 cm²/m²
- 3回目:0.30 cm²/m²
平均C値は0.32となり、非常に優れた結果です!
一般的にC値1.0以下で高気密住宅と言われていますが、今回の数値はその基準を大きく上回っています。
なぜ気密性が重要なのか?
気密性の高い家には、次のようなメリットがあります。
- エネルギー効率の向上
隙間が少ないため冷暖房効率が高まり、光熱費を削減できます。
- 快適な室内環境
外気や湿気、ホコリ、花粉の侵入を防ぎ、健康的な環境を維持できます。
- 遮音性の向上
気密性が高いことで外部の騒音が軽減され、静かで快適な空間が実現します。
今回のC値0.32は、こうしたメリットを最大限に引き出せる家づくりを実現している証拠です。
当社では、すべての住宅で気密測定を実施し、高性能住宅の品質を確保しています。
今回の結果もお客様に自信を持ってお届けできる住宅であることを示すものです。
これからも、「快適」「省エネ」「安心」の三拍子揃った家づくりを続けていきます!
気密測定や住宅性能について気になることがあれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。