能登半島地震から考える耐震
リノベーションアドバイザーの藤岡です!
突然ですが、能登半島地震に驚かれた方は多いのではないでしょうか。
あの地震以降、耐震への関心が改めて高まり、耐震診断の依頼も増えています。
そこで、耐震に関してみなさんにお伝えしたいことがあります。
それは「耐震基準」と「耐震診断」の2つです。
まずは、こちらをご覧ください。
以下の記事は2024年1月30日に『新建ハウジング』に掲載された記事の抜粋です。
上記の記事から以下のことがわかります。
「旧耐震の建物は被害が深刻」
「2000年以降の建物は軽微な被害」
では、「旧耐震」や「2000年以降」の違いは何なのかということです。
耐震基準には以下の3つがあり、建てる年代の基準に適合するように義務づけられています。
① 旧耐震基準 1981年(昭和56年)5月31日以前
② 新耐震基準 1981年(昭和56年)6月1日 ~ 2000年(平成12年)5月31日
地震に抵抗する壁(耐力壁)の強さを強化
③ 新・新耐震基準 2000年(平成12年)6月1日以降
阪神淡路大震災(1995年)の教訓を得て建物の壁の強さの”バランス”を重視
すなわち、能登半島地震では、2000年以降の新・新耐震基準の建物は被害が軽微だったということです。
みなさんのお家はどの基準で建てられたものか、ご存じでしょうか?
2000年以降に建てられたお家であっても、基準を満たしていないこともあり得るのが実情です。
そこで、みなさんにお勧めしたいのが耐震診断です。
「耐震診断は3,000円から実施できるけん!」とみきゃんも言ってます!
お住まいのお家が地震に対してどれくらいの強さをもっているのか、気になる方は、ぜひ弊社にご相談ください。
旧耐震基準のお家、すなわち、1981年5月31日以前に建てられたお家であれば、自治体の補助金制度を活用できます。
耐震改修工事となれば、最大で100万円の補助金をもらえる可能性があります!
屋根もあわせて改修するとなれば、さらに約55万円の補助金をもらえる可能性があります!
また、新耐震基準以降のお家でもリフォームする際には、
現況の強度から下がらないようにするためにも耐震診断は必要です!
written by Fujioka 🙂