自然光との共存

こんにちは、渡部です。

 

強い日差しに襲われる毎日ですね。

皆様、熱中症にはくれぐれもお気をつけください。

 

住宅の設計において太陽熱は、

寒い冬は取り入れ、室内をあたたかく、

暑い夏は遮り、熱を入れないようにするのが鉄則です。

今のようなあっっっつい季節は、いかに直射日光を部屋に通さないようにするかが

快適な室内を保つ上で大切になってきますね。

だからといって、カーテンを全開にしても暗いような部屋は嫌です。

 

今日は久万の現場に行って参りました。

こちらの写真をご覧ください。

これはちょうどお昼の１２時頃に撮った写真です。

つまり太陽が一番高い時間帯です。

少し分かりにくいですが、

壁全体に直射日光が当たっていないのがお分かりでしょうか？

軒が日差しを遮っています。

もちろん部屋の中にも日が当たっていないので、

直射日光による内部の温度上昇を抑えられています。

壁の断熱はダブル断熱になるので、ほとんど熱を通さないのですが、

サッシはそういう訳にはいきません。

しっかりと日差しを遮ることが大切です。

プランニングの時は、一棟一棟、日射のシミュレーションを行っています。

 

こちらは部屋の中の写真です。

明るいでしょ？

照明でも明るさは確保できるかもしれませんが、

やはり自然光の良さがありますよね！節電にもなりますし。

なるべく明るさを取り入れ、且つ、暑さや寒さをシャットアウトする、

そういった家づくりを心がけています。

 

こちらの現場、クロス工事も終わり、間もなく完工です。

今週末は見学会です！

T様、引き続きよろしくお願いします！

 

 

渡部