最小限住居
どーも僕です。
11月は4棟の上棟が予定されています。
そのうちの1棟が北条で上棟されました。
こちらのおうちは、プランニングのコンセプトが
増沢洵(ますざわまこと)の最小限住宅
※増沢 洵(増澤 洵[1]、ますざわ まこと、
1925年〈大正14年〉5月5日 – 1990年〈平成2年〉10月12日)は、
1952年発表の自邸吹抜けのある家『最小限住居』などで著名。
シンプルな四角の箱で、吹き抜けが各部屋をつなぐ
ほぼほぼワンルームのような家。
増沢洵さんが建築された時代は1952年。
1952年につくられた設計思想をベースに、今の時代の性能を+。
リビングと吹き抜けの窓には、内障子を配しています。
天井にはシナベニヤを貼ります。
コンパクトですが、完成が楽しみな建物です。
見学会も開催しています。
久しぶりに今治の見学会に参加。
32坪の平屋で4LDK+書斎など、
まったく無駄のない間取りの家です。
この日は室温が無暖房で27度。室内は半そでで過ごせますね。
そして、趣味の建物探訪。
インスタでよくでてくる、吉備津神社へ。
このながーい回廊が人気です。
そして、これが99年前の蓄音機。
当時の金額は家が1件たつほどの高価なものらしいです。
今も音楽を聴けます。独特のノイズの入り方に歴史を感じました。
最新のものはもちろんいいですが、
歴史を感じるものもそれはそれで素敵です。
ずっと興味のあった、増沢洵さんの最小限住宅を
今の技術と、今の素材で再現できる。本当に感謝です。
次は、池辺陽(いけべきよし)さんの立体最小限住宅を
オマージュした家をぜひぜひ実現したいです。
興味のある方はご連絡お待ちしています。
名建築の思想を今の技術で再現すると
きっと快適だと思うのです。
by 山下