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2024-11-09

最小限住居

※画像をクリックすると大きくご覧いただけます。

どーも僕です。

11月は4棟の上棟が予定されています。

そのうちの1棟が北条で上棟されました。

こちらのおうちは、プランニングのコンセプトが

増沢洵(ますざわまこと)の最小限住宅

増沢 洵(増澤 洵[1]、ますざわ まこと、

1925年大正14年〉5月5日 – 1990年平成2年〉10月12日)は、

東京都生まれの日本の建築家

1952年発表の自邸吹抜けのある家『最小限住居』などで著名。

シンプルな四角の箱で、吹き抜けが各部屋をつなぐ

ほぼほぼワンルームのような家。

増沢洵さんが建築された時代は1952年。

1952年につくられた設計思想をベースに、今の時代の性能を+。

リビングと吹き抜けの窓には、内障子を配しています。

天井にはシナベニヤを貼ります。

コンパクトですが、完成が楽しみな建物です。

見学会も開催しています。

久しぶりに今治の見学会に参加。

32坪の平屋で4LDK+書斎など、

まったく無駄のない間取りの家です。

この日は室温が無暖房で27度。室内は半そでで過ごせますね。

 

そして、趣味の建物探訪。

インスタでよくでてくる、吉備津神社へ。

このながーい回廊が人気です。

そして、これが99年前の蓄音機。

当時の金額は家が1件たつほどの高価なものらしいです。

今も音楽を聴けます。独特のノイズの入り方に歴史を感じました。

最新のものはもちろんいいですが、

歴史を感じるものもそれはそれで素敵です。

ずっと興味のあった、増沢洵さんの最小限住宅を

今の技術と、今の素材で再現できる。本当に感謝です。

次は、池辺陽(いけべきよし)さんの立体最小限住宅を

オマージュした家をぜひぜひ実現したいです。

興味のある方はご連絡お待ちしています。

名建築の思想を今の技術で再現すると

きっと快適だと思うのです。

by 山下