建築における現地調査とは?
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こんにちは、あいちゃんです。
今朝、社長直々にクリスマスツリーを出していただきました。
秋とは?と思うくらいここ最近まで暑かったですが。。。
今年もあと2か月、と言葉に出すともうそれだけ?!と驚きです。
さて、そんな毎日ですが、本日も建築のお話をちょこっと。
じつは昨日、現地調査に行ってまいりました。
敷地境界線やCB塀、高低差等、現地で確認する項目は様々です。
本日はそんな現地調査についてのお話。
建築計画を進める上で、現地調査は極めて重要な作業です。
現地調査は、設計や工事の計画を進める前に、実際の建設地を訪れ、周辺環境や敷地の状況を確認し、データを収集する作業です。
設計図面やコンピュータ上のシミュレーションだけでは分からない情報を把握するため、現地調査は設計の精度や安全性を確保する上で不可欠です。
本記事では、現地調査の目的や具体的な内容、注意点について解説します。
- 現地調査の目的
現地調査には、以下のような目的があります。
地形や地質の確認
建設地の地形や地質の特性を確認し、必要に応じて地盤改良や基礎工事の計画に反映させます。
特に、地震が多い地域では、地盤の強度や液状化のリスクを考慮することが重要です。
周辺環境の把握
周辺に建物や道路、緑地がどのように配置されているか、また、騒音や日照、通風などの環境条件も確認します。
これにより、周囲との調和や居住性を考慮した設計が可能になります。
法的制約の確認
現地調査では、土地に適用される法的規制(用途地域や高さ制限、建蔽率や容積率など)を確認し、設計が法令に準拠するようにします。
また、文化財保護区域や特別保護地区など、特殊な制約がある場合もあります。
敷地内の状況の把握
建物の配置を決めるために、敷地内の高低差や植生、水道・電気・ガスなどのインフラの位置を確認します。
これにより、施工計画を立てやすくなり、工事中のリスクも低減します。
- 現地調査の具体的な内容
現地調査で確認する主な内容は以下の通りです。
地形測量
敷地の高低差や斜面の角度などを測量機器で測定します。
これにより、建物の基礎工事や排水計画に役立つデータが得られます。
基本的にこちらは測量士により行われます。
地質調査
土壌の性質や地盤の安定性を確認するため、ボーリング調査やサウンディング調査などを行う場合があります。
特に大型の建物の場合、地質調査は構造設計に不可欠です。
環境調査
風向き、日照、騒音など、周囲の環境条件も確認します。
これにより、建物の向きや窓の配置、遮音対策の参考になります。
法規確認
設計段階での法的要件を満たすため、自治体の建築指導課や都市計画課と協議し、建築基準法や都市計画法に基づく制約を確認します。
こちらは主に建築士が確認します。
ライフラインの確認
水道、電気、ガス、通信ケーブルなどの敷設状況を調べ、必要に応じて事前に整備計画を立てます。
- 現地調査の注意点
現地調査を行う際には、以下の点に注意することが重要です。
計画段階での情報収集
計画段階で可能な限りの情報を収集し、現地調査で不足する情報を重点的に確認するようにします。
関係者との連携
地元自治体やインフラ事業者との事前の調整を行い、調査に必要な許可や協力を確保します。
安全対策の徹底
現地調査は安全対策を講じた上で実施します。特に、危険な地形や老朽化したインフラがある場合は、慎重に作業を行うことが求められます。
- まとめ
現地調査は、建築計画において重要なステップであり、敷地の特性や周辺環境を正確に把握するために欠かせません。
地形や地質、周辺環境、法的規制、インフラ状況などを調査し、それらの情報を設計に反映させることで、建物の安全性や快適性、利便性を高めることができます。
しっかりと現地調査を行い、設計や施工のリスクを最小限に抑えた計画を立てることが、家づくりの成功に繋がるでしょう。
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以上、あいちゃんでした☆彡