愛媛パッシブデザインの家
下泉の家
下泉の家は2ヶ月前に上棟して、もうすぐ外壁の上塗りをするまで工事が
進んでいます。
お施主様との出会いは新居浜で昨年の12月に完成見学会にご来場いただいた
のが始まりでした。そのときに奥様のお父様が大工だということを聞かされ
ました。
この時の見学会のお家も高気密、高断熱で12月だというのに無暖房で家中が
20度以上の快適温度に驚かれていました。お父様は当然この日には見学会に
は来ておられず奥様が話されるには娘の家は自分の手で建てたいとの意思だ
とお伺いしました。
年も越して2月に今治での完成見学に奥様がお父様を連れて来られて正直驚き
ました。奥様もお母様も当社での建築にはお父様が反対するだろうと思ってお
られたそうですが、見学会の家をご覧になられてお父様は私の顔を見て「僕は
こんな家はよう建てん。今日のような寒い日にどの部屋に行っても快適なのに
は驚いた。娘の家の建築をよろしくお願いします。」と言われました。
この家は壁の厚みが20センチ近くのダブル断熱でサッシは樹脂トリプルのお家
で外気温が5℃と震えるような温度にもかかわらず4Kのエアコン1台で50坪の家
の端から端まで快適温度と言う高性能住宅でした。
お父様とお施主様の期待以上の家がもうすぐ出来ます。一番上の写真は構造材に
丸太を使った箇所を写しています。これはお父様の拘りでした。
下の写真は玄関ドアで輸入のチークのオイル仕上げの高性能ドアです。ちなみに
U値は脅威の0.943w/㎡kです。このドアは奥様の拘りです。
デザインはプロバンス(南欧風)住宅で雑貨の似合う家がコンセプトです。
12月には完成見学会を開催する予定です。